見た目だけでは判らない
今日は宇都宮I様邸の、いよいよ大谷石の解体作業に入りました。
通常、単に壊して処分するだけなら、石をはずして下にドカドカ落として、石をトラックに直に積み込んで終わりなのですが、タイミング良く他のお客様で、是非外周りに使いたいという方がいたので、今回は丁寧に一個ずつはずして、積降し易いよう木製のパレットに重ねて積み込みました。 4tトラックと2tトラックに満載したのですが、結局積みきれませんでした。明日も引き続き同じ作業です。
最初の方は丁寧に、傷が極力付かない様、慎重にはずしていたのですが、思っていたより石の風化が進んでいて、角が欠けてしまったり、面そのものがへこんでしまっていたりして、敷石として使えそうなものがほとんど無い事が判ったので、後半は小さな石はドカドカ下に落として、ノミも電動を使用してさっさと解体してしまいました。ほとんど処分することになりそうです。
まぁ、見込みも甘かったのですが、思っていたより作業もはかどりませんでした。簡単に石をはずせると思っていたのですが、案外しっかり作られていて、電動のノミを使用するまでは、かなり遅いペースでした。
石の風化もそうだし、造りの良し悪しもそうですが、見た目だけでは判らないものですね。
屋根を解体している時、屋根材の下地の木材もかなり腐食が進んでいたのを見て、壊すのはもったいないと思っていたものの、やっぱり寿命だったのかもしれないなぁと思いました。
クレーンを使って、電動のノミで石をはずせたので、今日だけであらかた解体できたのですが、45年前にこの蔵を建てたときは、時代からして、恐らくクレーンは使用しなかったと思います。現地で行った石の加工も、当時は金づちと石ノミで行ったことでしょう。完成まで相当な日数を要したに違いありません。
クレーンを使って壊しは1日、うーん、なんか複雑な気持ち。
便利な世の中になった、ということでしょうか?
通常、単に壊して処分するだけなら、石をはずして下にドカドカ落として、石をトラックに直に積み込んで終わりなのですが、タイミング良く他のお客様で、是非外周りに使いたいという方がいたので、今回は丁寧に一個ずつはずして、積降し易いよう木製のパレットに重ねて積み込みました。
最初の方は丁寧に、傷が極力付かない様、慎重にはずしていたのですが、思っていたより石の風化が進んでいて、角が欠けてしまったり、面そのものがへこんでしまっていたりして、敷石として使えそうなものがほとんど無い事が判ったので、後半は小さな石はドカドカ下に落として、ノミも電動を使用してさっさと解体してしまいました。ほとんど処分することになりそうです。
まぁ、見込みも甘かったのですが、思っていたより作業もはかどりませんでした。簡単に石をはずせると思っていたのですが、案外しっかり作られていて、電動のノミを使用するまでは、かなり遅いペースでした。
石の風化もそうだし、造りの良し悪しもそうですが、見た目だけでは判らないものですね。
屋根を解体している時、屋根材の下地の木材もかなり腐食が進んでいたのを見て、壊すのはもったいないと思っていたものの、やっぱり寿命だったのかもしれないなぁと思いました。
クレーンを使って、電動のノミで石をはずせたので、今日だけであらかた解体できたのですが、45年前にこの蔵を建てたときは、時代からして、恐らくクレーンは使用しなかったと思います。現地で行った石の加工も、当時は金づちと石ノミで行ったことでしょう。完成まで相当な日数を要したに違いありません。
クレーンを使って壊しは1日、うーん、なんか複雑な気持ち。
便利な世の中になった、ということでしょうか?
by garden-quercus
| 2010-10-18 23:43
| 宇都宮I様邸