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オールマイティーなお庭作りのお手伝い
by garden-quercus
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クリスマスツリー

 今年もいよいよラストスパート、12月に突入してしまいました。早いですね。季節的には冬?なのかもしれませんが、実感としてはまだまだこの時期にしては暖かい気がします。

 私の生業でも、毎年恒例の仕事の季節となりました。

 宇都宮市内の某クリニックにて、クリスマスツリー設置を行なってきました。宇都宮東地区でお子さんをお持ちの方なら判るかもしれない場所です。

 毎年、12月1日と定めて行っています。午前の診察が終わった頃合を見計らって、素早く設置作業。設置前はこんな感じです。
クリスマスツリー_b0197306_21511387.jpg


 まず、床を傷つけないよう、麻の布を敷きます。
クリスマスツリー_b0197306_21523895.jpg


 そこのウイスキー樽を半分にして作ったプランターを置きます。
クリスマスツリー_b0197306_21535579.jpg


 そして今朝、植木畑から掘り出したばかりのモミノキを置きます。
 中を汚してはいけないので、プラスチック製のプランターに植えてあります。樽の底には鉢皿も置いてあります。
クリスマスツリー_b0197306_2156392.jpg


 最後に樽プランターの周りと、中のプラスチックプランターを隠すようにバークチップを敷き詰めて完成。
作業時間約30分也。
クリスマスツリー_b0197306_2158132.jpg


 とはいえ、昨日から資材を用意したり、今朝は今朝で雨の中、モミノキを掘り上げたり、準備を含めると結構な作業時間です。

 お施主さんをはじめ患者さんからも、「本物のモミノキのクリスマスツリーはいいね。」となかなかの評判のようです。
 ちなみに写真は味も素っ気もないタダのモミノキですが、この後、看護師さんがちゃんと装飾を施してくれました。(はずです。)
 
 私自身はこのクリスマスツリー、設置の時と撤去の時しか見てないので、実際の完成形がどうなっているのか、もう10年近く続けていますが、いまだに見ておりません。
# by garden-quercus | 2014-12-01 22:10 | 仕事

またまた再開

 やっと辿り着きました。
 これで二回目のIDとパスワード忘れ、思い当たるワードを何回もやっているうちに、何とかログイン。

 最早、これだけ更新を怠っていると、自分自身でさえブログの存在を忘れておりました。

 ここしばらく追われる仕事も一息ついたので、また始めようかな?と思います。
 過去の写真を載せてもつまらないので、これからは進行に合わせて載せていきます。

と、自分自身に言い聞かせる。
# by garden-quercus | 2014-11-29 19:07 | 仕事

真岡市E様邸

 現在進行形では無く、過去完了なのですが、ちょうど震災直前に竣工した真岡市E様邸の記事です。

 まだブログに対してやらなければ、と気合が入っていた頃なので、うまい具合に施工前の写真から施工中、施工後の写真まで揃っておりました。


真岡市E様邸_b0197306_2140179.jpg

真岡市E様邸_b0197306_21402590.jpg
 震災の4ヶ月程前に撮った写真で、まだ建築も終わっていない状態です。この写真を撮りに行った時には、私の中では、ほぼイメージは出来上がっておりました。造園屋として、もうこれしかない、と思いました。



真岡市E様邸_b0197306_21451980.jpg
真岡市E様邸_b0197306_21453199.jpg
 まずは法面の掘削と整形です。
 普通ならば境界に沿って垂直に土留めを作って、平らになった所に植栽するケースが多いと思います。その方が敷地は平らに広く使えます。
 しかし、ここE様邸は敢えて法面を利用した造園プランにしました。




真岡市E様邸_b0197306_21513729.jpg
 
 掘削した法面に石積みします。
 石積みの方法としては、いわゆる「裏込めコンクリート」を用いない、つまり石の裏側にコンクリートを充填しないで、石の自重と石同士の噛み合わせで土圧とのバランスを保つ「崩れ石積み」という工法を用いました。その方がコストパフォーマンスもさることながら、石の隙間に植物を植えることが出来るので、早く「こなれる」と言うか、昔からそこにあったかのように馴染むので、より建物を引き立たせる効果があるかと思います。
 ただ、施工する側としては、石を吟味しながら施工しなければならず、実際に使用する石材の量の1.5倍くらい用意しますので、正直面倒です。
 ちなみに使用している石は、山形県産の「鳥海石」という石材で、その名の通り鳥海山で算出される石材です。個人的には一番好きな石材です。




そして、出来上がった石組みに植栽するとこのようになります。
真岡市E様邸_b0197306_2271563.jpg
真岡市E様邸_b0197306_2273324.jpg

真岡市E様邸_b0197306_227442.jpg
 出来上がってから4ヶ月程たった初夏に撮影しました。2月の末に完成したのですが、完成直後にはまだ宿根草が芽吹いていなかったのと、常緑性の多年草も繁茂していなかったので、あえてこの時期に撮影しました。恐らく現在はもっと繁茂して良くなっているだろうと思います。
 どんな植物を植えたかをざっと言うと、オオゴンウラハグサ、ヒルザキツキミソウ、イブキジャコウソウ、ヒメイワダレソウ、ゲラニウム、イベリス、セラスチウム、ポリゴナム、リシマキア、ベロニカ、ヒューケラ、ヤブコウジ、ハツユキカズラ等々、相当な種類を植えました。冬以外は何かしら花が咲いていて、且つロックガーデンに合う植物を選びました。
 自分でもなかなか良く仕上がったと思いましたが、お客様にも大変喜んで頂きました。

 震災直後に心配になって見に行ったのですが、無論ビクともしていませんでした。ちなみに、ここE様邸の道路を挟んだ向かい側のお宅のミカゲ石の塀は見事なくらい綺麗に倒れていました。E様邸周辺は真岡市内でも最も地震の被害が大きかった地区で、古い石塀や石蔵はほとんど全滅かと思えるほど壊れておりました。余談ですが。
# by garden-quercus | 2013-02-07 22:34 | 仕事

生産者訪問

 先日、懇意にしているポット苗の生産者を、材料の引き取りついでに見学させて頂きました。

 ポット苗と言ってもホームセンターなどでよく見る一年草の季節の草花や野菜の苗ではなく、主に緑化用の宿根草や多年草の生産をしている、恐らく規模、生産量共に日本でも一、二を争う生産者です。
 埼玉県深谷市にあるのですが、伺った日は思っていたよりも暖かかったです。
生産者訪問_b0197306_932409.jpg

 ビニルハウスがいくつも並んでいて、その一つ一つがとても大きいのですが、写真はその一部です。




 
生産者訪問_b0197306_93567.jpg

 このハウスではマホニア・コンフューサ(写真左)とローズマリー(立ち性)が置いてありましたが、これもほんの一部でした。





生産者訪問_b0197306_9383178.jpg

 ここはシバザクラとフッキソウがありましたが、シバザクラだけのハウスがこのほかに3つくらいあったと思います。シバザクラだけで毎年15万ポットくらい生産しているそうです。





生産者訪問_b0197306_9415477.jpg

 黄色の葉はフィリフェラオーレアです。基本的に屋外に置いても葉が痛まないものは、育成途中で無い限り、屋外での在庫だそうです。





生産者訪問_b0197306_9465766.jpg

 ここにはビンカ・ミノールだったかリシマキアだったかが植えてあるのですが、寒冷紗(写真中央の白いネット)の掛かっている部分は葉が青々としており、掛かっていない部分は、枯れてはいないのですが、葉は茶色になっていました。春にここから掘り上げてポットに植えるそうです。





生産者訪問_b0197306_9513116.jpg

 先程見たシバザクラのハウスとは別の場所の、このハウスにはシバザクラだけ置いてありました。この他にやはり3棟ほど同じ様にシバザクラだけのハウスがあり、「こんなに作って本当に売れるのか?」と質問したところ、足りないくらいだ、と答えましました。世間は広いですね。




生産者訪問_b0197306_1021039.jpg
ここにはフイリヤブランだけがありました。シバザクラと同様、他にも同じハウスが幾つかあったので、同じように質問したところ、やはり同じ答えが返ってきました。恐らく私の商いが小さすぎるのでしょうね。




生産者訪問_b0197306_10113635.jpg
とにかく広すぎて、種類も多すぎて何が何だか記憶が曖昧になっているのですが、何の品種だったか、ここは親株が植えてあり、ここで増やして株分けし、ポットに移して作っているそうです。同一種なのにこんなに広くたくさん植えるとは、私には絶対できない商売だと思いました。草むしりだけでも大変ですよね。




生産者訪問_b0197306_10175043.jpg
 写真ではお見せできなかったのですが、各ハウスには灌水設備が設置されており、無論自動で行っているのですが、そうなると主な作業は除草や荷物の移動、そして何より一番肝心なポット苗つくりとなるのですが、あれだけの規模でやっているとなると、相当な大掛かりな機械設備なのだろうと心の準備をしていたら、ポットに土を入れる機械は上の写真の一台のみ。何だか拍子抜けした感じを受けましたが、「ポッティングマシン」と言うそうで、この機械一台で十分との事。
苗を実際植えるのは、全て手作業だそうで、そりゃそうだ、と妙に納得しました。


 拝見させて頂いて、私の仕事の参考にはなりませんでしたが、生産者も需給バランスを考えて、次の一手を打つのに、構想から実際に親株を植えて、出荷出来るまでに少なくとも2~3年掛かる事をを考えると、案外ギャンブル性の高い仕事だな、と感じました。我々施工側も長期的に受注を計算できる商売ではないにせよ、探せば何かしらある、といった安定感は少なからずあるものですが、緑化材料の生産は、景気や流行に最も左右されやすい、大変な業種だな、と感じ入って帰ってきました。
# by garden-quercus | 2013-02-06 11:27 | 仕事

以外にも

 自分自身でも忘れかけていたこのブログですが、ここ最近、お客様や取引先の方から「ブログ見ましたよ。」と言われる事が度々ありました。しかも「ブログやってます。」などと一言も言っておらず、アドレスさえ教えていないのに、なぜかご覧になったようです。自分で言うのもなんですが、こんなつまらないブログ、よく見たな、と思います。
 いくら便利な時代になったとはいえ、ほとんど更新していないのにキーワードだけで見つかってしまうとは、チョット怖いです。

 そんな事があって、また始めてみようかな?と思ってログインしようとしたら、何とIDとパスワードを忘れてしまっていました。情けない…。
 かと言って、また煩雑な手続きをしてパスワードを教えてもらうのも嫌なので、何日かトライしてみたところ、ようやく思い出しました。良かったです。

 とりあえず、ブログ対策の写真は全く撮っていなかったので、休止(第一期)からぽちぽち撮ってあった現場の写真を、現在の仕事写真に織り交ぜながら載せていこうかな?と思います。

 ご縁があってか、もしくはたまたまこのブログをご覧になった方、不定期に更新するつもりですので、どうかよろしくお願いします。でも別に見なくても良いんですよ。本当に大したブログではないので。
# by garden-quercus | 2013-02-03 22:34 | つぶやき