大木植栽
今年は私の仕事の軸足である造園の仕事が多くて、宇都宮、栃木県内の外構工事の仕事よりも天候に左右される事が多かった気がします。今年初めの大雪もそうでした。四国の雪のニュースを見て思い出しました。
先日、福島県にある、競走馬を調教する施設で植栽を行なってきました。競馬好きの方ならピンとくる場所なのですが、そこで毎年のように植栽しています。
広大な敷地で、写真一枚ではとても納まりきれませんが、そうゆう施設なんだと実感できる風景です。
今回は施設内に別の調教施設を作るにあたって、先行して植栽を行うという、施工する側からすると非常にやりにくい状況での仕事でした。
重機のあるあたりが植栽場所です。ご覧のとおり、周囲には位置的基準になるものや、車両が近づくための道路もありません。しかし、このタイミングでやらないと後では出来ないそうです。
材料屋さんから運ばれてきた、今回植栽したモミノキです。高さは8メートルの非常に大きな木ですが、周囲に比べるものがないので、現地で実際に見ても、大きさは実感できませんでした。
剪定をしている間に、別班は植え穴掘り。重機と人力で掘り上げたのですが、粘土質で最も植栽に適さない土壌環境でした。しかし、そこは想定済み。
植穴の底にパーライトの層を作って、水はけと通気の確保。なおかつ、地上との通気を確保するために写真の根鉢と穴の縁の間に見える、パーライトを充填したものを配置しました。
植え付けには客土を行ったのですが、特別に調合したふかふかの土をすき込んで、水極めを行って植え付け完了。
冬季は風が非常に強い地域ですので、支柱は二脚の組み合わせとロープの支柱を行いました。
ナイロンロープでの支柱の良いところは、風にあおられてロープが引っ張られても、多少の伸縮性があるために元に戻る、と言う事でしょう。ワイヤーロープは確かに頑丈なのですが、引っ張られてたわんでしまうと、元に戻りにくい事や、支える相手が今回のように比較的柔らかいものだと、強風などでは逆に木の方が折れてしまうことがある、と言ったところが難点です。
作業は4人で一日がかりで、完成の写真は次の日に撮影しました。やっぱり大きさの実感がありません。畑で見たときは相当大きく感じたのに。
帰りに同じ施設で、昨年植栽したケヤキ並木を見てきました。うん、ちゃんと根付いてました。
先日、福島県にある、競走馬を調教する施設で植栽を行なってきました。競馬好きの方ならピンとくる場所なのですが、そこで毎年のように植栽しています。
広大な敷地で、写真一枚ではとても納まりきれませんが、そうゆう施設なんだと実感できる風景です。
今回は施設内に別の調教施設を作るにあたって、先行して植栽を行うという、施工する側からすると非常にやりにくい状況での仕事でした。
重機のあるあたりが植栽場所です。ご覧のとおり、周囲には位置的基準になるものや、車両が近づくための道路もありません。しかし、このタイミングでやらないと後では出来ないそうです。
材料屋さんから運ばれてきた、今回植栽したモミノキです。高さは8メートルの非常に大きな木ですが、周囲に比べるものがないので、現地で実際に見ても、大きさは実感できませんでした。
剪定をしている間に、別班は植え穴掘り。重機と人力で掘り上げたのですが、粘土質で最も植栽に適さない土壌環境でした。しかし、そこは想定済み。
植穴の底にパーライトの層を作って、水はけと通気の確保。なおかつ、地上との通気を確保するために写真の根鉢と穴の縁の間に見える、パーライトを充填したものを配置しました。
植え付けには客土を行ったのですが、特別に調合したふかふかの土をすき込んで、水極めを行って植え付け完了。
冬季は風が非常に強い地域ですので、支柱は二脚の組み合わせとロープの支柱を行いました。
ナイロンロープでの支柱の良いところは、風にあおられてロープが引っ張られても、多少の伸縮性があるために元に戻る、と言う事でしょう。ワイヤーロープは確かに頑丈なのですが、引っ張られてたわんでしまうと、元に戻りにくい事や、支える相手が今回のように比較的柔らかいものだと、強風などでは逆に木の方が折れてしまうことがある、と言ったところが難点です。
作業は4人で一日がかりで、完成の写真は次の日に撮影しました。やっぱり大きさの実感がありません。畑で見たときは相当大きく感じたのに。
帰りに同じ施設で、昨年植栽したケヤキ並木を見てきました。うん、ちゃんと根付いてました。
by garden-quercus
| 2014-12-09 21:58
| 仕事